給湯器の交換はどこに頼む？

給湯器交換を依頼できる代表的な業者は、以下の通りです。

・ガス会社

・給湯器メーカー

・家電量販店・ホームセンター

・水道屋

・工務店・リフォーム業者

冒頭でも解説したように、それぞれで料金やサービス内容が異なるため、後悔しないためにも事前にそれぞれの特徴を確認しておくことをおすすめします。

ガス会社に給湯器交換を依頼するメリット、デメリット

まずは、ガス会社に給湯器の交換を依頼するメリット、デメリットについて詳しく見ていきましょう。

・メリット

ガス会社に給湯器の交換を依頼するメリットは、安心感があることです。もちろん、その他の業者もしっかりと対応してくれるのですが、普段から使用しているガス会社であれば、初めて利用する会社に比べると安心して依頼できます。また、ガス会社によっては、給湯器交換費用をガス料金と一緒に支払える場合もありますし、ガス点検や定期点検などのサービスを受けられるケースもありますので、事前に確認しておきましょう。

・デメリット

ガス会社に給湯器の交換を依頼することによって、安心して依頼できるようになりますが、本体価格や交換費用が高くなってしまうケースもあります。価格に見合うサービスを提供しているガス会社がほとんどですが、価格だけを見ると「高いな・・・」となってしまうこともありますので、コスパを重視している方にはあまりおすすめできません。

給湯器メーカーに給湯器交換を依頼するメリット、デメリット

では次に、給湯器メーカーに給湯器交換を依頼するメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

・メリット

給湯器メーカーの場合、充実したメーカー保証やアフターサービスを受けられる可能性が高いです。また、各メーカーの公式サイトから気軽に相談や予約ができるため、手間を省いて依頼したい方にも最適といえます。

・デメリット

給湯器メーカーは、地域密着型の業者に比べると対応スピードが遅くなりがちです。問い合わせから工事開始までに、しばらく時間がかかってしまうケースもありますので、

「今すぐ給湯器を交換したい」

と考えている方にはあまりおすすめできません。また、割引率も低くなる傾向にありますので、コスパを重視している方は注意してください。

・家電量販店・ホームセンターに給湯器交換を依頼するメリット、デメリット

では次に、家電量販店やホームセンターに給湯器の交換を依頼するメリット、デメリットについて詳しく見ていきましょう。

・メリット

家電量販店やホームセンターに依頼するメリットは、本体価格や交換費用を抑えやすいことです。特に、型落ちモデルや在庫処分品などを選べば、費用負担をグッと減らせるため、できるだけコストをかけたくない方に最適といえます。また、ポイントが貯まったり、独自の割引を受けられたりするケースがあることも、大きなメリットといえるでしょう。

・デメリット

家電量販店やホームセンターに依頼するデメリットは、専門性に欠けることです。ガス会社や給湯器メーカーに比べて、スタッフの知識レベルが下がる傾向にありますので注意してください。また、中には給湯器の販売のみで、交換に対応していない店舗もありますので、事前に確認しておくことが大切です。

・水道屋に給湯器交換を依頼するメリット、デメリット

では次に、水道屋に給湯器の交換を依頼するメリットとデメリットについて、詳しく見ていきましょう。

・メリット

水道屋に給湯器の交換を依頼するメリットは、スピーディな対応に期待できることです。地域密着型の水道屋の場合、早ければ当日中に対応してくれるケースもあります。また、給湯器以外の水回り設備についてもまとめて点検してもらえる場合があるため、給湯器以外の設備について相談したい場合にもおすすめです。

・デメリット

水道屋は、水回りのトラブルをメインに扱っている業者であり、給湯器の専門業者ではありません。そのため、場合によっては断られてしまうこともありますので注意してください。また、中には給湯器の交換に対応しているものの、施工は外部の業者に委託しているところもあります。この場合は無駄な手数料が発生してしまいますので、事前に対応しているかどうかを確認しておきましょう。

工務店・リフォーム業者に給湯器交換を依頼するメリット、デメリット

最後に、工務店やリフォーム業者に給湯器の交換を依頼するメリットとデメリットについて詳しく見ていきましょう。

・メリット

工務店やリフォーム業者に依頼するメリットは、スムーズに対応してもらえる可能性が高いことです。水道屋同様、地域密着型の業者であれば、その日のうちに対応してもらえる場合もあります。また、給湯器だけでなく、様々な設備の交換や取り付けに対応しているため、まとめて依頼したい方には特におすすめです。

・デメリット

工務店やリフォーム業者の中には、有資格者による対応が求められるガス周りの作業などを外部に委託しているところもあります。

このような場合、余計な手数料が発生するため、割高になってしまうことがあるのです。

給湯器交換は、様々な業者に依頼できます。

基本的にどの業者を選んでも問題なく交換が行えますが、サービス内容や料金、対応スピードなどに違いがありますので、今回紹介したことを参考にしながら、自分にあった依頼先を慎重に探していきましょう。