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給湯器の凍結防止策4選!

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凍結しやすい場所や凍結時の対処法も紹介!

給湯器を使用する上で気を付けなければならないのが、本体や配管の凍結です。一度凍結してしまうと、お湯が使えるようになるまでにかなりの時間がかかりますし、場合によっては故障の原因にもなりますので、日ごろから注意していなければなりません。

そこでこの記事では、給湯器の凍結防止策について詳しく解説していきます。

1:給湯器が凍結するとどうなる?

まずは、給湯器が凍結するとどうなってしまうのか、ということについて詳しく見ていきましょう。

・お湯が出なくなる

給湯器が凍結すると、お湯が出なくなります。お湯が出なくなると、キンキンに冷えた水で洗い物をすることになりますし、お風呂にも入れなくなりますので、生活に大きな支障が出ます。

・追い焚きができなくなる

追い焚きは、家族が多い場合や、お風呂に入るタイミングがバラバラの場合に便利な機能です。ただ、給湯器が凍結すると、追い焚きができなくなります。普段当たり前に使っている追い焚き機能が急に使えなくなると、想像以上にストレスがかかりますし、当然生活にも支障が出るため、日ごろから凍結防止策を行っておかなければなりません。

・水漏れの原因になる

給湯器の凍結で最も困るのが、水漏れです。水は凍ると膨張するため、場合によっては配管に亀裂が入って水漏れに繋がります。そうなると、業者を呼んで修理をしなければならなくなるため、余計に時間とお金がかかってしまうのです。

2:給湯器はなぜ凍結するの?

給湯器が凍結する原因は、主に以下2つです。

・水温の低下

・配管内に水が溜まっている

冬場になり、水温が著しく低下すると凍結する可能性が高くなります。日本は四季がある国であり、冬場は一部の地域を除いて気温が極端に低くなるため、しっかりと対策をしておかなければなりません。また、配管内に水が残っていると、その水が凍ってしまう可能性が高くなります。

頻繁に水やお湯を出している場合、凍結リスクを下げられますが、数時間~数日間放置していると残った水が凍ってしまいますので注意してください。

3:今日からできる給湯器の凍結防止策4選

では次に、今日からできる給湯器の凍結防止策を4つ紹介していきます。

・自動ポンプ運転を使う

追い焚き機能が付いている給湯機には、自動ポンプ運転という機能があります。この機能を作動させることにより、外気が低い場合に浴槽に残ったお湯を循環させてくれるため、凍結を防ぎやすくなります。ただし、追い焚き配管の凍結は防げますが、それ以外の部分の凍結は防げないため注意してください。

・少量の水を出して就寝する

給湯器の凍結防止策として最も一般的なのが、水を少しだけ出しておくという方法です。水が流れていれば凍結する心配がなくなるため、給水栓を開いて少量の水を流しっぱなしにしておきましょう。お湯を流しっぱなしにするという方法もありますが、ガス代や電気代がかさみやすいため、基本的には水を流しっぱなしにするのがおすすめです。

・長期間使わないときは水抜きを行う

旅行や帰省などで、長期間家を空けるときは水抜きを行いましょう。配管内に残った水をしっかりと抜いておけば、凍結リスクを下げられます。ただし、給湯器によって水抜きの手順が違うため、事前に取扱説明書を確認しておいてください。

・断熱材や保温材を巻く

配管周辺に断熱材や保温材を巻くというのも1つの方法です。ホームセンターに行けば、簡単に取り付けられる給湯器の凍結防止グッズを購入できるため、徹底的に凍結対策をしたい方はぜひ試してみてください。

給湯器が凍結した場合の対処法

では次に、給湯器が凍結した場合の対処法について詳しく見ていきましょう。

・自然解凍する

すぐにお湯を使わなければならない、という状況でない場合は自然解凍させるのがおすすめです。自然解凍させることによって、部品や配管などの故障リスクを下げやすくなります。凍結している状態でお湯を出して、無理やり解凍させようとすると故障のリスクがグッと上がりますので注意してください。

・ぬるま湯をかける

すぐにお湯を使いたい場合は、給水元栓にぬるま湯をかけてみましょう。30℃~40℃のお湯をかけることによって、自然解凍よりも早くお湯が使えるようになります。ただし、熱湯をかけてしまうと配管や部品が破裂する可能性が高くなり、そこから水漏れに繋がってしまうこともありますので絶対に避けてください。また、ぬるま湯をかけた場合でも、しっかり拭き取らないと再び凍ってしまうため、乾いた布で丁寧に水分を拭き取るようにしましょう。

4:まとめ

給湯器が凍結すると、お湯が使えなくなります。お湯が使えなくなると、日常生活に支障が出るため、日ごろから凍結対策をしておくことが大切です。万が一凍結してしまった場合は、正しい方法で解凍しましょう。無理に解凍しようとすると、配管や部品が損傷し、お湯が使えない期間が延びるだけでなく、余計なコストがかかってしまう可能性が高くなりますので注意が必要です。