給湯器は生活に欠かせない設備ですが、同時にかなり高価な設備でもあります。そのため、
「買い替えたいけど費用が・・・」と悩んでしまっている方もたくさんいるでしょう。そのような方は、レンタルを視野に入れて検討してみるのがおすすめです。今回は、給湯器はそもそもレンタルできるのか、レンタルするメリットとデメリットは何かということについて、詳しく解説していきます。
1:給湯器はレンタルできる?
結論からお伝えすると、給湯器はレンタル可能です。冒頭でも解説したように、給湯器は高額な設備ですので、近年ではレンタルやリースの需要が伸びつつあります。ただし、給湯器のレンタルにはメリットだけでなく、いくつかのデメリットもありますので、慎重に検討していかなければなりません。
・給湯器をレンタルするメリット
まずは、給湯器をレンタルするメリットについて詳しく見ていきましょう。
・初期費用を抑えられる
給湯器を購入する場合、本体代金と工事費用などを合わせて数十万円以上の費用がかかります。号数や設置環境などによっても費用が変わりますが、決して安くない費用がかかるため、あらかじめまとまった予算を確保しておかなければなりません。一方、レンタルの場合は本体を購入するわけではないため、まとまった初期費用を用意できなくても給湯器を使えるようになります。このようなことから、
「一気に高額な費用を支払うのが難しい」
という方にはレンタルが最適といえるのです。
・周辺機器も格安料金で借りられる
給湯器のレンタルに対応している業者の多くは、周辺機器をオプションとして用意しています。よくあるのが、浴室乾燥機です。浴室乾燥機があれば、お風呂でも暖房や冷房、乾燥などの便利な機能が使えるため日常生活の快適性がアップします。ただ、浴室乾燥機は14万円前後が相場となっているため、どうしても費用負担が大きくなってしまうのです。レンタルの場合、浴室乾燥機をはじめとする様々な便利オプションをリーズナブルな料金でつけられるため、無理なく生活の快適性を高められます。
・最新の給湯器を使える
給湯器をレンタルする場合、最新のモデルをリーズナブルな価格で使える可能性が高くなります。給湯器に限らず、最新モデルは価格が高くなりがちですが、レンタルの場合は毎月手ごろな料金で最新モデルを使えるようになるため、コストを抑えて利便性の高い給湯器を導入したいと考えている方におすすめです。
・修理費用がかからない
給湯器をレンタルする場合、故障や不具合が起こっても修理費用がかかりません。業者が修理代や部品交換代などを負担してくれるため、突発的な費用負担を回避できるようになります。ただし、故意あるいは過失によって故障させた場合、利用者負担で修理することになりますので注意が必要です。
2:給湯器をレンタルするデメリット
では次に、給湯器をレンタルするデメリットについて詳しく見ていきましょう。
・長い目で見ると割高になる可能性がある
給湯器に限らず、レンタルというのは長く使えば使うほど割高になります。毎月支払う料金はかなり安いですが、その料金には手数料や金利、その他費用などが乗っているケースが多いため、長期的に見ると割高になってしまうこともあるのです。
・途中解約をすると違約金が発生する
給湯器は生活に欠かせない設備ですので、短期利用は現実的ではありません。そのため、基本的には長期で借りることになるのですが、契約期間満了前に解約をすると違約金が発生する可能性があります。
このようなことから、
「短期間だけ使いたい」
「すぐに引っ越す予定がある」
という方には、レンタルは適していません。
・給湯器はレンタルすべき?購入すべき?
では次に、給湯器をレンタルした方がいい人、しない方がいい人の特徴について詳しく見ていきましょう。
・給湯器のレンタルがおすすめの人
給湯器のレンタルがおすすめなのは、
・初期費用を抑えたい人
・最新の給湯器を使いたい人
・お得な料金で周辺設備を使いたい人
です。レンタルの場合、初期費用をはじめとする費用負担をグッと抑えられるため、コストを抑えて利用したい方には特におすすめです。
・給湯器の購入がおすすめの人
給湯器をレンタルではなく、購入した方がいいのは、
・トータルで見たときのコスパを重視している人
・同じ給湯器を長く使い続けたい人
です。レンタルの場合、毎月の費用負担は少ないですが、長期的に見ると割高になる可能性があります。そのため、予算にある程度余裕があり、長期的なコスパを重視している場合はレンタルではなく購入した方が良いといえます。
3:まとめ
給湯器は購入するのが一般的ですが、近年ではレンタルやリースを行えるサービスも登場しています。給湯器をレンタルすることによって、初期費用負担を減らせるだけでなく、毎月の費用負担も軽減できるため、コストを抑えたい方にはおすすめです。ただし、長期的に見ると割高になることもありますので、慎重に検討していかなければなりません。