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給湯器の耐用年数はどれくらい?交換すべき症状も紹介!

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あまり知られていない給湯器の耐用年数を解説!

給湯器は、我々の生活を陰で支える「縁の下の力持ち」的な存在です。そんな給湯器も、時間の経過とともに劣化していき、いつかは必ず寿命を迎えます。この記事を見ている方の中には、「うちの給湯器、そろそろ寿命かな?」と考えている方がたくさんいるでしょう。そこで今回は、給湯器の耐用年数と、新しい給湯器に交換すべき症状について詳しく解説していきます。

1:給湯器の耐用年数は?

給湯器の耐用年数は、ガス給湯器で7年~10年程度、電気給湯器のエコキュートで10年~15年程度といわれています。

もちろん、使い方や環境によって多少前後することはありますが、寿命といわれている年数が経過すると様々な箇所に不具合が生じる可能性が高くなるため、早めに交換するのがおすすめです。

2:給湯器を交換した方が良い症状7選

給湯器の寿命は7年~15年程度ですが、これはあくまでも「目安」であり、必ずしも7年~15年程度持つわけではありません。特に、以下のような症状が出てしまっている場合は、耐用年数が経過していなくても交換するのがおすすめです。

給湯器から変な音がする

給湯器から、これまで聞こえなかった不自然な音が聞こえてきた場合、内部で不具合が起こっている可能性が高いです。

場合によっては、

・燃焼管

・点火装置

などに異常が起きているケースもありますので、早急に点検を行い、必要に応じて交換を検討しましょう。

給湯器から変なニオイがする

給湯器からガスのニオイや焦げたニオイがする場合、給湯器が不完全燃焼を起こしている可能性があります。また、内部に蓄積したホコリが燃えてしまっている可能性もありますので、早急に点検を行ってください。給湯器からの異臭を放置すると、一酸化炭素中毒を引き起こしやすくなりますので、絶対に放置してはいけません。

温度調節ができない

温度調節がうまくできなくなった場合や、温度が安定しなくなった場合、給湯器に何らかの不具合が生じている可能性が高いです。修理をすれば症状を改善できるケースもありますが、何度も同じ症状が出る場合は交換を検討した方が良いかもしれません。

お湯が出るまでの時間が長い

「急にお湯が出るまでの時間が長くなった」

という場合、機器内部の効率が悪くなっている可能性があります。しばらく待てばお湯が出るという状態であれば、何とか使い続けられるかもしれませんが、いつお湯が出なくなるかわからないため、できるだけ早めに点検を行ってください。

給湯器の排気口がサビだらけになっている

給湯器の排気口からは水分が出てくるため、サビに注意しなければなりません。

多少のサビであれば問題ないことが多いのですが、極端にサビが広がっている場合、機器の内部にもサビが広がっている可能性が高いです。

サビは内部の腐食を進行させ、給湯器の機能低下を招くため、このタイミングで交換を検討してもいいかもしれません。

給湯器から黒い煙が出ている

給湯器から出る白い煙は、排気に混ざった水蒸気であることが多いため、基本的には問題ないといえます。

ただ、黒い煙が出ている場合、内部で不完全燃焼を起こしている可能性が高いです。

この状態を放置すると、一酸化炭素中毒を引き起こしかねませんので、早急に点検や修理、交換を行いましょう。

給湯器から水漏れしている

給湯器からの水漏れは、配管などの内部部品の劣化によって起こることが多いです。使用年数によっては、既に寿命を迎えている可能性があります。修理によって症状が改善するケースもありますが、その他の劣化症状が出ている場合は、交換を検討するのがおすすめです。

3:不具合が生じている給湯器を使い続けるとどうなる?

給湯器の交換には決して安くない費用がかかります。そのため、中には不具合が生じている給湯器を使い続けている方もいますが、これはあまりおすすめできません。なぜなら、以下のようなデメリット・リスクが生じるからです。

・メンテナンス費用が高くなる

・事故のリスクが高くなる

・突然壊れる可能性が高くなる

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

メンテナンス費用が高額になる

不具合が生じている給湯器を使い続けていると、症状が悪化したり、別の箇所に不具合が生じたりする可能性が高くなります。そうなれば、結果としてメンテナンス費用が高額になり、

「新しい給湯器に交換した方が安かった・・・」

という状況に陥りやすくなりますので注意してください。

事故のリスクが高くなる

不具合が生じている給湯器や、寿命が大幅に過ぎている給湯器を使い続けると、事故のリスクが高くなります。

よくあるのが、

・ガス漏れによる一酸化炭素中毒

・ホコリが内部で燃えたことによる火災

です。

給湯器には、安全装置が取り付けられていますが、不具合が起こっている場合や、寿命を大幅に超えている場合は正常に作動しないケースもありますので、定期的に点検を行い、既に寿命を迎えている場合はできるだけ早く交換することをおすすめします。

突然壊れる可能性が高くなる

不具合が生じている給湯器や、寿命を大幅に超えている給湯器は、いつ壊れてもおかしくない状態です。給湯器は、気軽に購入できる設備ではありませんし、瞬時に取り付けられる設備でもありませんので、突然壊れてしまうと生活に支障をきたします。場合によっては、数日間お湯が使えない、お風呂に入れないという状況に陥る可能性もありますので注意してください。

4:まとめ

給湯器の寿命は、ガス給湯器で7年~10年、電気給湯器のエコキュートで10年~15年程度といわれています。ただ、上記はあくまでも「目安」であり、今回紹介した症状が発生している場合は、寿命を待たずに交換した方が良いケースもあります。給湯器は、我々の生活に欠かせない重要な設備ですので、少しでも違和感や異変が生じたらすぐに点検を行い、必要に応じて交換を検討するのがおすすめです。