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給湯器を長持ちさせるコツは?今日からできる対策を4つ紹介!

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給湯器を長持ちさせるための方法を解説!

給湯器は、我々の生活に欠かせない設備であると同時に、比較的高価な設備でもあります。そのため、できることなら今使っている給湯器を長持ちさせたいですよね。そこでこの記事では、給湯器を長持ちさせるコツを4つ紹介していきます。

1:給湯器を長持ちさせるコツは?

では早速、給湯器を長持ちさせるコツについて詳しく見ていきましょう。

いずれも、今日からできる簡単な方法ですので、少しでも給湯器を長持ちさせたい方はぜひ実践してみてください。

・定期的にメンテナンスを行う

給湯器を長持ちさせるためには、定期的にメンテナンスを行うことが大切です。

メンテナンスといっても、

・排気口

・フィルター

に溜まったホコリや汚れを掃除する程度で十分です。こまめに汚れを取り除くだけでも、不完全燃焼や火災などを防ぎやすくなりますので、無理のない範囲で行っておきましょう。

・凍結対策を行う

給湯器を使う上で気をつけなければならないのが、内部の凍結です。凍結が起こると、配管が膨張し、破裂する可能性が高くなります。給湯器には、凍結防止機能が搭載されていますが、この機能は基本的に本体と浴槽の循環内にのみ設置されているため、配管部分には効果が発揮されません。

そのため、

・寝る前に少しだけ水を出しておく

・長期間使わない場合は水抜き用バルブを使って水を抜いておく

などの対策を行っておきましょう。

・お湯を使わないときはレバーを水側にしておく

夏場など、ほとんどお湯を使わないときはレバーを水側にしておきましょう。というのも、配管は給湯管と給水管に分かれており、給湯器の電源が入っていない状態でお湯側のレバーを使うと、給湯管から水が出てきます。給湯管から水が出てきても問題はないのですが、温度差によって結露が生じ、サビが発生しやすくなりますので、お湯を使わないときは少し面倒に感じるかもしれませんが、レバーを水側にしておくのがおすすめです。

・プロによる定期点検を受ける

給湯器を長持ちさせるには、定期的にプロによる点検を受けるのがおすすめです。点検を受けることによって、自分では気づかなかった不具合を見つけられたり、メンテナンスのやり方について指導を受けられたりするため、結果として給湯器を長持ちさせやすくなります。定期点検は有料になることが多いですが、点検を行うのと行わないのでは、故障のリスクが大きく変わってきますので、定期的に依頼することをおすすめします。

2:給湯器のメンテナンスを自分で行う方法

給湯器の寿命を延ばすためには、日ごろから簡単なメンテナンスを行うことが大切です。基本的には、ホコリや汚れを取り除くだけで十分なのですが、もっとしっかりメンテナンスを行いたいという方は、以下で紹介する方法を参考にしてみてください。

・ストレーナーのメンテナンス方法

給湯器の水抜き栓には、ストレーナーというフィルターがついています。この部分にゴミが溜まると、お湯の出が悪くなったり、温度が上がらなくなったりしますので、定期的に水抜き栓を取り外し、歯ブラシでフィルター部分を掃除しておきましょう。

(※ストレーナーの掃除をするときは、必ず給湯元栓を締めて、全ての給湯栓を開けた状態で行ってください)

浴槽の循環金具のメンテナンス方法

浴槽の循環金具にゴミが溜まると、追い炊き機能が正常に作動しなくなります。このようなトラブルを避けるためには、週に1回ほどメンテナンスをすることが大切です。循環金具を取り外して、水で濡らした布で拭き取るだけですので、基本的には誰でもできます。循環金具の取り外し方は、メーカーや製品によって異なるため、取り扱い説明書を見ながら慎重に行ってください。

・循環アダプターのメンテナンス方法

循環アダプターは、給湯器本体についているものではありませんが、この部分に汚れが溜まると循環フィルターが詰まり、給湯器が故障する原因になります。できるだけ長く給湯機を使い続けるためにも、定期的に循環アダプターを取り外し、歯ブラシなどで汚れをかき出しておきましょう。

追い炊き配管のメンテナンス方法

給湯器を長持ちさせるためには、追い炊き配管のメンテナンスも重要です。極端に汚れが溜まっていなければ、給湯器が故障することはありません。ただ、長期間メンテナンスをしていない場合、ホコリや汚れが溜まっている可能性が高いため、定期的に市販の配管洗浄剤を使って掃除しておくことをおすすめします。給湯器の排気口からは水分が出てくるため、サビに注意しなければなりません。多少のサビであれば問題ないことが多いのですが、極端にサビが広がっている場合、機器の内部にもサビが広がっている可能性が高いです。

サビは内部の腐食を進行させ、給湯器の機能低下を招くため、このタイミングで交換を検討してもいいかもしれません。

3:まとめ

給湯器を長持ちさせるためには、日ごろからちょっとした工夫や対策を行うことが大切です。今回紹介した、誰でも簡単にできるメンテナンスや対策を行うことにより、給湯器の寿命を延ばしやすくなりますので、

「今使っている給湯器をできるだけ長く使い続けたい」

と考えている方は、ぜひ実践してみてください。

また、給湯器は精密機器であり、プロの目でないとわからない不具合などもありますので、年に数回は点検を受けましょう。